蔵内の写真は、水野社長からNGが出ましたので、
蔵見学したメンバー限定です。
申し訳ありません。 

 
230分に、福井県、松岡。「黒龍の蔵に直接、集合」。

この旅は、そこから始まった。
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我々が1210ほどに蔵に到着すると、コードネーム 吟醸番さんとくまさん、備前焼さんがすでに待っていた。(笑)
祝日であったため、なんと待っていようと思っていた蔵の店がしまっており、入り口が施錠されていたため、先に来られて皆さんも外で待っていた。小雨降る中、しばらく外で待っていたが、あまりの寒さのため、奥様?にお願いし、中に入れてもらった。
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店の小上がりから、隣の客間に通された。扉もふすまではなく、木製のところにすでに風格がある。
部屋の中央に一枚板のテーブルが、木目を活かし、黒く塗られた(漆?)、風格のある、すごく素敵なテーブルだった。しかも天板のガラスは、木の形に沿ってカットされていた。
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木製の座椅子もあり、見るもの全てが新鮮だ。

お茶をご馳走になり、水野社長としばし雑談。注意事項などを聞く。

さあ、念願の蔵見学へ
母屋の横から、奥の蔵内に入る。
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まず、蔵の入り口で石鹸で手を洗い、アルコール消毒して乾かす。使い捨ての帽子と白衣を配られ、着用。
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スリッパを履き替え入っていく。
酒米置き場の横を通り、土壁蔵の入り口で1回目の説明を聞く。3階立ての土壁蔵はとても珍しい。

面積は1000坪。3階立てだが、高さとしては5階立てくらいのビルの高さがあるそうだ。


水野社長が蔵に戻って来られたのが、平成2年。そして、蔵をどう変えて行くか考えていた時、

平成7年に、今の畑山杜氏が造らせて欲しいとやって来たのだとか。

吉沢杜氏⇒中野杜氏⇒新谷杜氏を経て、畑山杜氏へ。

(しかし過去のデータを調べたところ、裏ラベルの表示が畑山杜氏に名前が変わったのは平成14年からでした)


現在、蔵人は30人。そのうち、半分の15人は定年退職者の方を採用しているそうだ。

公的機関や行政でも定年退職者の採用は積極的に行われているが、

こんな所でも黒龍の先進的な考え方が垣間見える。今は60代の人も元気ですからね。

自分もそんな所が家の近くにあったら、健康づくりも兼ねてやってみたい(笑)。
また、これとは別に兼定島にも20人のスタッフがいるとのこと。
現在、約5000石。

土壁蔵(吟醸大蔵)の入り口横に階段があり、そこから鉄筋作りの建物を上がっていく。

まずは3階から、2階⇒1階へと降りてくるコースで見学。
最初に見学した3階は、ちょうど米が蒸し上がったところだった。
実は蔵に来た時、もう外からお米を蒸す、いい香りがした。


一番階段側の放冷機はかなりのスケール。
水野社長から1人ひとり、蒸し立て五百万石を少しずつわけてもらう。
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触った感じは硬く蒸されているが、つぶしひねり餅を作ると中はやわらかく、いわゆる外硬内軟の理想的な蒸しあがり。他の蔵ではたびたび見かける、直接蒸気が当たる部分に擬似米を下に敷くことは、していないそうだ。

一番奥洗米機。
浸漬が終わった米を触らせてもらう。直後であるにも係らず、ここに溜まる頃には結
構、もう乾いている。写真撮影禁止なのでこのあたりで。

次に壁で区切られた部屋の中へ。仕込み水が入れられているタンクが。
白山系の伏流水だとのこと。
いま蔵には井戸が3本あり、一番古いものは江戸時代の手掘りの井戸なのだそう。
ホーローのタンクの中に濾過水を入れてあるのだが、タンクに掛けてある階段を上り
中を見てみると、ホーローの白と対比されると、鮮やかな水色が浮かび上がる。

次は、酒母室へ。
酒母室には神棚が3つ。一番古いものは、一番右側の黒色のもので、創業当時(約
210
年前)からのものなのだそうです。
汲み掛けの筒が。


続いて2階へ。

そして、9つの麹室と麹冷却室と呼ばれる場所。麹室を9つも持っている蔵は、僕は
他に見たことがない。吟醸用が3室で、湿度、温度の設定をそれぞれ変えてあるのだ
そうです。麹冷却室と、ちょうど、麹をほぐしているところをドアを開けて見せても
らった。

吹き抜けになっている廊下からは1階の槽(ふね、佐瀬式)が見渡せる。ここに冷蔵
庫が。
フラスコに自家培養の酵母が入っていました。金沢系(と自社のもろみから分離した
酵母)が、数十種類も純粋培養されているのだとか。


2階が古い土壁蔵(龍翔蔵)と繋がっていて、そのまま移動できる。梁に板を引いて
作られている床は、歴史を感じさせる。機能的に作られていて、板を外せば下の仕込
みタンクに米を入れたりできたのだそうだが、今は、蒸米の冷却に使われているくら
いだそう。

そのまま土蔵蔵を中2階?とでも言うのでしょうか、板張りになっているところへ。
タンクが覗けるようになっていて、ちょうど、蔵人の方が櫂入れを行っていました。
中2階は天井が低い位置の上、梁が出ているので頭をぶつけている者が何人か出た
(笑)。

中2階を降り、1階へ。先ほど吹き抜けから見えた槽(佐瀬式)がありました。
同じ部屋内に若干小さめのタンクも。ここで吊るしを行うのだそうです。

さらにもう一つ奥の部屋へ行くと、ヤブタが2台。
ここではちょうど、40% 大吟醸 龍を搾っていました。
純米吟醸垂れ口は昨日搾ってしまったとのことでした。

土壁蔵の方に戻り、引き戸を開けると、一番最初に説明を聞いたところまで戻ってき
ました。
水野社長から、「最後、皆さんで一緒に写真を撮りましょう。」と言って頂き、記念撮影♪
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入り口に飾ってある、大きな注連縄(しめなわ)。
実は蔵人の手作りなのだそうです。稲わらで作り、毎年、大晦日12/31に掛けかえる
のだそうです。


表に飾ってある、くす玉2個。これも蔵人の手作りなのだそうです。特に大きな方は
1mあり、取り付ける時には3人がかりの大作業だそうです!
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蔵から出てきた所でも、くす玉を入れて記念撮影(笑)。
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さて、これで終わりではありません。
2005
8月に完成した、「兼定島 酒造りの里」の見学へと続きます。
水野社長と、奥様の車に分乗し、兼定島へ。われわれ夫婦は、可愛らしい奥様の
車に乗せていただきました。

出来上がったお酒は、すべてこの兼定島へ移されるそうです。
700
平方メートルの原酒冷蔵貯蔵庫、135平方メートルの冷蔵調合室、365平方メート
ルの製品低温貯蔵庫、65平方メートルの製品氷温貯蔵庫を合わせ、合計1,200平方
メートルを越える冷蔵設備を完備。
それに加え、氷温のプレハブ冷蔵庫が2基とサーマルタンクが42基、また氷温コンテ
ナを2基設置し、徹底した温度管理の下、安定した酒質の商品をお客様にお届けでき
るよう商品管理を行っているとのこと。

蔵からは、九頭龍川を渡り、10分ほどで到着。
祝日だったため、門が閉められており、水野社長が開けて中へ。
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道路側から見える建物には、黒龍のロゴマークが!王冠にも入っているそのロゴマー
クは黒龍酒造様の屋号「石田屋」の「石」の文字と酒林の形をモチーフに制作された
とのこと。
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別の円形の建物には「黒龍」の文字が大きく刻まれている。
かっちょええー!!
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冷蔵設備の棟は、取引先の酒販店が訪れても写真NGなどの厳重体制であり、休みと
いうこともあり見せてはいただけなかった。残念ですが仕方がありません。

しかし、ロゴマークのついた施設へは入らせていただいた。
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階段を上り、2階へ上がると、美術館と見まごうようなきれいな空間!
ブルーの機械栓の一升瓶や、年代物とおぼしき焼き物の瓶などがディスプレイされて
いる。
波打つような模様の白壁は越前和紙で出来ているのだそう。
壁に飾られた写真は、九頭龍川の風景を切り取ったもの。

会議室と、ホールのようなものがあり研修施設か?
まず、会議室に入ると、九頭龍川を現しているというこれまた越前和紙で作られたオブジェが飾られていた。


の部屋で、黒龍のDVDを拝見した。

DVDは、醸造編、製造編、経営企画編に別れている。

社員にしか配られていないものだとか。


先ほどまで見学していた蔵での、蔵人の酒造りの様子が克明に記録されている。
なかでも目に止まったのは、麹造りの際、畑山杜氏が種切りを行う時に、

蔵人が部屋の四隅に壁側を向いてひざを付き、空気を揺らさないように息を潜めている姿だった。


こうしたひとつひとつが、酒造りに真剣に向かい合う姿勢を物語っているように見えた。

画面からも緊迫感が伝わり、こちらも息を呑む瞬間だった。


黒龍の酒造用暖気樽は、「酒母造りの暖気入れ作業を女性や高齢者でも一人で

安全かつ簡単に作業することができ、また作業による怪我の心配も少なく、しかも、

過熱による品質低下や火事等の危険性もない画期的な酒造用暖気樽を提供する」
として2014.10.31特許を取っているそうです。


DVDを見終わった後は、廊下を挟んで向かいのホール?へ移る。

かなり広い!
学生などが大勢で研修に来た際にも対応できるように作られたそうだ。
部屋の両側に焼き物で作られた「流し」のようなものが設置されている。

実は「吐き」がいくつか設置されてあり、黒いセンサーに手をかざすと水が流れ、

もう一度かざすと水が止まるようになっている最新設備だった。
どこまでもが凄い。


ここで、特別なお酒を試飲させていただく!

以上で、蔵見学は終わり。


水野社長は、これから新年の会合があるとのことで、一旦、別行動。

タクシーを呼んでいただいており、我々はそれに分譲し、福井のホテルまで戻った。

3000円ちょっとくらいでした。
 

しばし休息のあと、630分から今度は水野社長おすすめのお店、「馳走えん」さんで大宴会です!


 


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