12.十四代 白雲去来 純米大吟醸
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高木酒造創業四百周年記念の贈答用の酒を氷温熟成した酒。(ほかには、鬼兜と中田英寿監修の写真集が付いたという)鶴首300周年記念酒に対して、四百周年記念酒を合わせるという荒業(笑)。
古代より白雲がわき立ち去来する事で、吉相が現れひかり輝く様から命名。
 <データ>
兵庫県産特A地区産山田錦特米、兵庫県産特A地区産愛山特米、精白度;山田錦六割五分(35%精米)、愛山六割(40%精米)、揚げふね:七垂二十貫、自社蔵付十號、汲水:十一水半、仕込み水:「桜清水」自然湧水、アルコール度数16度
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#十四代
#白雲去来

#400周年
#愛山 山田錦

感想
蜜林檎の様な甘味を含むさわやかな香り、10号、山形酵母っぽい。
おだやかな甘味。
以前、飲んだ時の感想では、華やかな香り、厚みのある味わいで、
辛口で切ってくる。濃くとキレを同包していて、食中酒としても合う、とあった。
飲める機会があれば、再度、確認したい。

13.十四代 斗瓶囲い大吟醸 双虹2016.11月
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十四代の中では、比較的、香りが華やかで、初期の十四代を連想させる酒。龍泉、龍月と違い、フロンティア東条参加以前から山田錦を使用している「双虹」を自分は追い求めて来た。
少し落ち着きが出始め、まとまりを見せる1年冷蔵熟成くらいが好きで、そのころ開封している。氷温熟成の白雲去来に合わせて比較対象に1年熟成を。
 <データ>
兵庫県産特A地区産山田錦特米、精米歩合35%、アルコール度数16度、2016.11月、生詰
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#十四代
#双虹
#2016

感想
カプロン酸系の香り高く、イチゴ様の華やかな香りの印象で、初期の十四代を連想させる。
透明感のあるクリアな酒質は、それだけで特筆すべきものがある。本丸では表現しきれない部分がここにある。

14.旭興 純米大吟醸 限定雫取り山田錦30%
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今季初挑戦の山田錦を30%まで磨き上げて醸した純米大吟醸の雫酒。今年の関東信越国税局酒類鑑評会の出品酒でもあり、見事純米吟醸部門で特別賞(第2位)を受賞。
将来を見据えての試験的な醸造とのことで、甘目で少し酸があるというモダンな酒質に造られたとのこと。
<データ>

山田錦30%精米、日本酒度-3、酸度1.45、協会1801+栃木県酵母ニューデルタ(T-ND)、アルコール度数16度
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#旭興
#純米大吟醸
#山田錦
#30
%
#雫

感想
サイダー、熟した柑橘系の香り、グレープ用の香り入り混じる。
アミノ酸系の重層的な甘味は品があり、アフターはキレる。
1日経つと、アフターの辛口はおさまり、キレは大人しくなるものの甘味がしみてくる。1日置いた方が好みか。

15.紀土 大吟醸斗瓶 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒
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    会長を務めていた山本氏が、20回目となる2017年秋をもって若手の夜明けをついに卒業。

    大手の桶売りから、梅酒などの果実酒販の実績を経て、日本酒でも人気の蔵となった。短期間でよくぞここまで、という勢いを感じたい。
    万葉の和歌鶴と違い、加水ではないオレンジラベル限定出品酒を。
  •  <データ>
    山田錦35%精米、9号系、1801号、アルコール度数17~18度
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    16. ゆり 大吟醸 金賞受賞酒 
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    「会津中将」と並び、1997年の誕生以来、「ゆり」は高い人気を得て、看板銘柄となっている。2015年の「Sake Competition」では「純米大吟醸部門」でグランプリを獲得、全国新種鑑評会においては、今年も金賞を受賞し、福島県受賞蔵数5年連続日本一に貢献している。 
  • <データ>
    山田錦40%精米、15~16度、日本酒度+4、酸度1.、アルコール度数16度

    17.鍋島 大吟醸 斗瓶 金賞受賞酒
    18.鍋島 大吟醸 
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    2011年のIWCでは、日本酒部門でチャンピオン・サケに選ばれ、2017年は全国新酒鑑評会でも金賞を受賞。HPの「鍋島伝」を読むと、感慨深いものがある。自分も鍋島を知ったのは2002年のフルネット「無名蔵を探す会」かも知れない。「インディーズで行こう(造りに専念する)」ことを決めた鍋島が世界で評価されている今を。
  •  <データ>
    山田錦35%精米、アルコール度数17~18度、杜氏・飯盛直喜
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    19.桜吹雪 大吟醸 斗瓶取り 金賞受賞
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    出品酒の最終候補となった斗瓶取り雫酒から選抜されている金賞受賞酒とのこと。
    而今のただよしくんも、ライバル視する賀茂金秀の3回連続金賞受賞酒となるお酒を。
    <データ>
    千本錦40%、アルコール度数17度、火入れ

    20. 鳳凰美田 大吟醸原酒 〜鳳〜金賞受賞酒
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    全国新種鑑評会用に仕込まれた大吟醸原酒(斗瓶A系列)の一部のため、極少量の生産となり、一部特約店のみに出荷される。
  •  <データ>
    兵庫県産山田錦35%精米、日本酒度+2、酸度1.2、アルコール度数17.6度、火入れ
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    #紀土
    #鍋島
    #桜吹雪
    #賀茂金秀
    #鳳凰美田
    #ゆり
    #会津中将
    #金賞受賞酒

    <金賞受賞酒まとめて
    感想>
    紀土、含み香も若干高めで華やかな香りだが気にならない。正統派の出品酒でバランスよく、飲んでからも印象に残るうまい酒、飲める酒。

    ゆり、出品酒としては、やや香り控えめか。柑橘様。
    少し熟成感に近いコクあり。1日経つと落ち着くが、香り吟醸由来のコク、酵素臭など若干の雑味感。このお酒は、もっと早く飲んであげたかったか。

    鍋島は、結局、2016年のこの2本と、2017年(出品酒の別斗瓶)の3本での飲み比べとなった。
    こんなに違うかというくらいあじのちがいがあり、面白かった。
    2016.11金賞受賞酒、トロッとした舌ざわりと柔らかく上品な甘味がじんわりとしみてくる。辛口に切れ上り、きれいに消える。ホントにうまい。
    2016.11別斗瓶、少し蒸れた様な香りと柑橘系の香り。甘味は比較すると平板な印象ではあるが、きれいにしみる。
    2017.11別斗瓶、まだ若い酒であるためかアルコール感のある香りに、こっくりした甘味。3本の中では一番、出品酒ぽくないかな?と感じる。

    桜吹雪、華やかな香り、イチゴ様。
    スッキリとした酒質と甘味が同居している引けのよさ。
    1日経つと、最後のキレが少し弱くなるが、OK。

    鳳凰美田、完熟したフルーツのような甘味ある香り、生クリーム様な香りを感じるが全体として軽やかに感じる。
    甘味と苦味、酸味が同包し、思ったより辛口の印象。しょうゆが入ると飲みやすく変わる。むしろ食中酒としての評価高い(笑)。