日時:平成30年1月13日(土)18時〜1時 実施済
場所:目黒
会費:15,000円(酒代8000円+肴代・持込料7000円)

1月13日(土)の目黒とは、こんなにも「熱い」ものなんでしょうか?(笑)

昨日は、「日本酒の未来を探る」をテーマに、もう2度と飲めないような貴重な酒を開栓しまくり、熱い方々と一緒に飲ませていただきました。
酒サムライのあおい由紀さん、Mr.SAKEのジョン、愛知・由紀の酒チーム、まーさんの会チーム、Yahoo掲示板からのお付き合いの方々。
そんな熱い方々にお集まりいただき、誠に感謝しております。

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※あおい由紀さんの持ってるのは、東海林さんから送っていただいた奈良萬の奈良漬(笑)
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Mr.Sakeのジョンと、日本酒サイト「由紀の酒」の明さん
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当初23本のはずが、始まる前にはなぜか33本になっていました。不思議です。

瓶ごと真空パックされたお酒って、見たことがありますか?
鶴齢 鶴首の真空パックをようやく外すことが出来ました。実物は、写真以上に風格がある瓶でした。10年古酒ですが、古酒が嫌いな方でも「飲める!」と言ってました。
La Isojimaは、中取り35とNobilmente28と飲み比べ。初印象は、19%精米で一番磨いてあるはずのLa Isojimaが甘みの押し出し・味が一番強いのが印象的でした。瓶がとても綺麗でした。
それにしても、消費税で双虹や白雲去来が買えるお酒をあなたは買ったことがありますか?((((;゚Д゚)))))))
初亀 足名屋。無農薬米は本当に希少で、今年はさらに収穫量が減ることから仕込量が減るとの事です。わかりやすく敢えて甘くするなどのお化粧をしていないお酒ですが、静岡酒が好きな人には琴線に触れるのでは?無農薬米に由来するであろう優しい味が飲んで飲んで飲んだ後にもしみます。また箱の穴は381個空いていて、これは創業381年であることに合わせていて、1年ごとに一つずつ増えていくのだそうです。
鍋島は、2016年の出品酒、斗瓶違い、2017年の別斗瓶の飲み比べ。1本増えました。これだけ味が違うのが面白いです。

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而今 出品酒。2016年、2017年の2種のはずが2013年の差し入れあり。なぜか2013年が1番気に入ったり。

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金賞受賞酒シリーズ、紀土、桜吹雪の旨さよ。その他も秀逸。
Harvestも2017は、一白水成 鑑評会出品酒 本斗瓶と共に。
波瀬正吉 平成拾年 純米大吟醸雄町。驚くほどまとまりのある旨さ。甘味のまとまりと熟成感の低さで飲みごろとも言える味。波瀬杜氏、20年経っても、まだあなたのお酒は人を幸せにします。
山川草木 原酒。生酒の15年古酒となります。熟成感は否めませんが、飲めたその貴重性。しかもお燗にするという贅沢な実験も兼は、かなり老ね感が消えて旨さをあげました。さすが生酛です。
10年前のお酒の会で出した、出羽桜の古酒10年と20年をそれぞれさらに常温で10年引っ張ったものを、過冷却の冷蔵庫で冷やして飲んでみたりする実験的な試み。酒を美味しくするひとつの方法かも。
白露垂珠 純米吟醸 雪月。雪月ちゃんの生まれる前日に絞ったというお酒ももう25年古酒。蔵にも在庫はないという貴重品。
最後は店主から十四代の振る舞い酒があり、最終的には何本かわからない状態に。

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気がついたらテッペン(0時)を回っていました。
なんかね、めちゃくちゃ楽しかったよ。

また、サブテーマとして、今回のメインとなるとお酒、300周年記念酒となら鶴齢 鶴首に、十四代の400年記念酒、而今の200年を目前にリニューアルされた高砂など、記念酒を掛けて日本酒の年輪を感じていました。

さて、日本酒の未来は、どこに向かうのだろうか?

高額なお酒の価値は?

この1回の経験だけで、判断するのは時期尚早なのかも知れない。しかし、それでも高額な日本酒の可能性はあると感じた。ひとつは、続々と誕生している海外のマイクロブリューワリーに対しての威信。メキシコの「Nami」などを筆頭に日本の蔵とも遜色ないと思える酒が数多く出て来ている。しかし、そんな蔵に対しての「まだまだ日本の日本酒は、こんなに凄いんだぞ!」という表示なのではないかと思う。技術の結晶としての威信なのではないか。

もうひとつは、ブランディング。日本と国外での価格差の解消のための一助として、「良いものは高い」という当たり前のことを再認識すること。

不況に陥った後あたりから、「コスパ」が、「安くて美味しい」という意味で頻繁に使われるようになった。「安くて良い」を追求するあまり、金銭的価値を産みにくい文化や、心に訴える《いいもの》を破壊し、歪みを産んで来た。日本酒だけではない根深い問題だが、日本酒の価値を高める(いや、むしろ持っている価値に近づけていく)事の重要性を秘めているのではないか。


そしてこうした「飲んだ」という貴重な、そして儚い経験こそが日本酒を支えていくことを理解する事が、飲み手にも求められてくる。こうしたプロセスをひとつひとつ振り返ることによって、理解することが自分の求めることへの近道でもあるはず。。

飲み手からもイノベーションを生みださなければいけない!