本日の宿・長静館。
夕食。
玄関から上がって来た階段とは、もうひとつ別の階段を降りて1階に降りた食事処でいただく。
昔の宴会場だろうか?
畳敷な上に、テーブル・イスのセット。
きれいにリフォームや飾り付けがされておりセンスがいい。
入り口からすぐのテーブルへ。
手書きの本日のお品書きと、ドリンクメニューが置かれている。
そして、本日は、日本酒を2本、持ち込み♪(持ち込み料は、1本1000円)。
貴 ごりさんボトル 3,240円
桜吹雪 大吟醸 出品仕込(賀茂金秀) 2,700円
でもまずは瓶ビールで乾杯♪スーパードライでした。
1品目が運ばれて来た。
グリーンアスパラのムース
地元・中之条のグリーンアスパラを使用。
思ったよりねっとり歯ごたえのある食感、濃厚なグリーンアスパラの味わい、まるでケーキのような光沢。
なんときれいな料理なのだろう?
これも野菜料理と言うのだろうか?こんな料理が家でも作れるようになりたい。
群馬のニジマスと野菜たち
数えなかったけど、ざっと30種類以上の野菜たちがきれいに盛り込まれている。黄色、緑、赤色の鮮やかなソースとバルサミコ酢、塩が添えられている。
この日のメインディッシュは、これじゃないか?
葉物野菜には、バルサミコ酢?のような酸味を含ませたり、バーナーでやきめを入れてあったり、ひとつひとが手が込んでいるなあ、と思いました。
手作りのシャルキトーレ
コンフィ、山椒の鮮烈な香り。ニンジンのラペがつけ添え。
やまと豚のくんせい、思ったよりしっとりしているが、臭みなどはしっかり抜けている。低温調理のあと、くん煙をつけたのかな?
鶏レバーは、濃い色が付いていました。美味しかったけど、何味?煮込み風の味がしました。
本日のお魚料理
太刀魚の手綱焼き
卵が超美味い!
おしのぎ
黒木和牛サーロイン(A5)
やまと豚のバロティーヌ、瀬戸田のレモンソース
詰め物になっているお料理。杏を中心に甘味のアクセントその周りにレバー、1番外側をお肉で巻いてある。カレー?コリアンダー?のような香辛料が効いている。
レモンは皮の苦さも味にした酸味の新鮮な、複雑な旨味のソース。料理と一緒に食べると美味しい♪
お食事
その日のお楽しみ
にゅうめん。
生姜、三つ葉、かいわれ、ミョウガが刻んで入れてあり、出汁の味が、〆にぴったり♪
本当は、
プレドルチェ
〜プラマンジエもェは宝石、
すると女将さんが「朝食にしましょうか?」と。
そんなことも出来るのか!
一も二もなく、お願いしました(笑)。
さて、日本酒。
桜吹雪は、出品仕込の大吟醸の方。アルコール度数17度ながら、スッキリと飲みやすくキレよし。また開封仕立ての香りの華やかさは、特筆すべきものがあるが、そのあと食中邪魔に感じさせないのがすごい。
魚、やまと豚のバロティーヌなどを始め、すべての料理に合う印象。赤ワインより、バロティーヌに相性が良いのは意外だった。
ごりさんボトル。
ゲーム仕様のキャラクターのようなかわいいデザイン。
アルコール度数14度の甘酸っぱいお酒で、一言で言えば新政タイプか。
開栓した時のポンといい音、ガス感が残り柔らかな甘味を感じる。こちらもレバーくんせいなど幅広い相性を見せるものの、甘味のある食材・ソースとはちょっとぶつかるかと感じた。アルコール度数低めのものって、そこを切ってかないと、個人的には思う。
貴の定番酒のような味の延長を期待したが、まったく違う味だった。
しかし、新たなる挑戦。それもごりさんらしいか。
南ふとし料理長、ごちそうさまでした。
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